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007 カジノロワイヤル (1967年の映画)
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007 カジノロワイヤル (1967年の映画) : ミニ英和和英辞書
007 カジノロワイヤル (1967年の映画)[かく, が]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ねん, とし]
  1. (n-adv,n) year 2. age 
映画 : [えいが]
 【名詞】 1. movie 2. film 
: [かく, が]
 【名詞】 1. stroke 

007 カジノロワイヤル (1967年の映画) : ウィキペディア日本語版
007 カジノロワイヤル (1967年の映画)[かく, が]

007 カジノロワイヤル』()は、1967年イギリス映画
コメディ大作映画でコロムビア映画による配給で、ピーター・セラーズデヴィッド・ニーヴンアーシュラ・アンドレスジャクリーン・ビセットらが出演した。
== 概要 ==
作品はイアン・フレミングの同名の小説で1953年に出版された『カジノ・ロワイヤル』に、わずかながら基づいているパロディ作品である。オーソン・ウェルズが悪役のル・シフル役で出演し、ジェームズ・ボンドになりすました人物と戦うストーリー展開である。
1955年、まだアメリカでは無名のボンド小説のシリーズ1作目の映画化権をグレゴリー・ラトフが$6000で取得。しかし、ラトフは本作を映画化することなく1960年に他界、その後、権利はチャールズ・K・フェルドマンの手に渡り、ハワード・ホークス監督、リー・ブラケット脚本、ケーリー・グラント主演(グラントはボンドのモデルの一人であり、イオン・プロもシリーズを立ち上げる際、主演候補にしたが、グラントの年齢もさることながら、当時のプロダクションの規模ではグラントを起用することは出来なかった)で映画化を試みるが、失敗。その後、イオン・プロのシリーズが世界的に大成功したことから『カジノ・ロワイヤル』を正式なボンドシリーズにしようとした。イオン・プロも合作の可能性を模索していたが、最終的に交渉は決裂した。
交渉決裂後、フェルドマンはショーン・コネリーと接触、出演交渉をするが、当時のコネリーは半年に1回はボンド以外の役をやることで気分転換を図っていたため、連続してボンドを演じることに拒否反応を示し、このオファーを断る。
これらの交渉不成立の結果、フェルドマンはシリーズと当時世界中を席巻していたスパイ映画を茶化した壮大なパロディ映画にすることに方針転換し、本家シリーズでも(現在に至るまで)行われていない、超オールスターの作品にすることを決意、ボンド役にフレミングの友人でボンドのモデルの一人とされていたデヴィッド・ニーヴンを迎え、隠居久しい老ボンド卿という設定にした。作品公開時のニーヴンは57歳、一方のコネリーは37歳で、当然、激しいアクションシーンは存在しない。もっとも、ロジャー・ムーアが最後にボンドを演じた『007 美しき獲物たち』の公開時のムーアの年齢は58歳で2015年現在でも最高齢のボンドである。
老ボンド卿は本作では前面に立たず、ピーター・セラーズを筆頭に多くのスターたちがボンドの影武者となって画面を賑わせ、敵とスタッフと観客を混乱させる。
本作はこれが本物と言わんばかりにデヴィッド・ニーヴン=ジェームズ・ボンドであることを強調したため、今日でもボンドのモデルはニーヴンだと固く信じている者も多いが、ニーヴンはあくまでもモデルの一人に過ぎず、外見上のボンドのモデルはピアニストのホーギー・カーマイケルである。さらに言えば、原作、最後の作品である『黄金の銃を持つ男』のボンドのモデルはまさしく、ショーン・コネリーその人である。
また予告編等で出演するスターたちを紹介する度に「○○・イズ(is)・ジェームズ・ボンド」と言い、これに敏感に反応したイオン・プロも『007は二度死ぬ』のポスターに「ショーン・コネリー・イズ・ジェームズ・ボンド」と謳い、当時プロダクションと関係が悪化し、契約延長の意思がなく、降板を表明していたコネリーの逆鱗に触れ、『ショーン・コネリー・アズ(as)・ジェームズ・ボンド』に訂正させるという場外戦も展開した。
本家の『007は二度死ぬ』より2か月だけ早く公開されたこの1967年版は、イオン・プロダクションによって制作されなかった2つのジェームズ・ボンド映画のうち最初の作品である(2番目となる映画は1983年の『ネバーセイ・ネバーアゲイン』)。全体的に明らかなパロディであり、当時の一般的なボンド像を随所でからかっている。ジャクリーン・ビセットが演じた役名は『黄金銃を持つ男』のグッドナイト(Goodnight)がGoodthighs("thigh"は腿のことで「ミス・フトモモ」などと訳された)と茶化され、『ロシアより愛をこめて』でクロンスティーン(=No.5)を演じたシェイバルや『ドクター・ノオ』のウルスラ・アンドレスが出演し、金粉美女の大騒ぎ、ドクター・ノオならぬドクター・ノアが細菌テロを計画するなど他の007作品のアイディアも盛り込まれたが、配給がMGM・コロンビア映画へ移ったことなどから、本作品は正式なジェームズ・ボンド映画作品シリーズとしては考えられていない、異端児的な存在である。
一方で、バート・バカラックによる音楽が素晴らしいこと(主題歌「恋の面影」はアカデミー歌曲賞にノミネートされた)、当時の豪華な俳優たちが数多く出ていること、にもかかわらず内容は脈絡のない乱痴気騒ぎをくりひろげること、などから1960年代のカオスな雰囲気が近年再評価され、一部ではカルト的な人気があり、『オースティン・パワーズ』シリーズなどにも影響を与えている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「007 カジノロワイヤル (1967年の映画)」の詳細全文を読む




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